どんなマナーやしつけが必要?愛犬と一緒に行けるドッグカフェとは
愛犬との外出先はさまざまですが、その中から今回はドッグカフェについて紹介します。
ドッグカフェには不特定多数の人や犬が出入りするため、楽しい食事やティータイムを過ごすためにも愛犬にはきちんとしつけを施し、マナーを守る必要があります。
ここではドッグカフェの特徴や店舗を訪れた際にやってはいけないこと、ドッグカフェで過ごす際に求められるマナーを挙げていきます。
ドッグカフェとはどういうお店か
ドッグカフェとは通常のカフェと同じようにお茶や食事を楽しめるサービスに加えて、犬と一緒に入店できるお店を指します。このようなお店では、人間用の食事メニューに加えて犬専用の食事メニューも提供しています。
また、犬を飼っている人が多く集まる場所でもあるので、初対面同士であっても犬を通じて会話がしやすく、犬の社交性を身につけることができるといったメリットもあります。ちなみに猫と遊べる猫カフェと違って、店舗で飼われている犬と遊ぶためのカフェではありません。
また犬が入店できるカフェには「犬と一緒に入店できて犬専用のサービスも利用できるカフェ」と「通常の店舗だけど犬も入店できるカフェ」の2種類に分かれています。行きたい店舗がどちらに該当するのか、犬用の食事はあるのかなど足を運ぶ前に調べておくと良いでしょう。
ドッグカフェでやってはいけないこと
多くの人がいる中で犬と食事をすることから、多くのドッグカフェでは以下3つの行動が禁止されています。
まず1つ目は粗相に備える目的で犬をトイレシートの上に座らせることです。この様子は食事をしているお客さんは不快に感じてしまいます。トイレはカフェに行く前に済ませておくことに加えて、うっかり粗相をしても対処できるよう消臭スプレーなどの処理グッズも忘れず持って行きましょう。
2つ目は入店の際にリードを外すことです。これは犬同士のトラブルの原因や他のお客さんに迷惑をかけてしまう恐れがあります。そのためカフェに入る時は、リードは短く持つか、小型犬の場合抱き上げるかキャリーに入れて入店するようにして下さい。
3つ目は食事の時、犬を人間が食事をしているテーブルに上げることです。端から見て行儀が悪いだけでなく衛生的にも問題となるので、必ず足下で「伏せ」または「おすわり」の状態で待たせておきましょう。
マナーを守って犬と楽しくカフェで過ごす
さまざまな犬が集まるドッグカフェで犬と楽しい時間を過ごすためにも、店舗に連れて行く犬の状態はしっかり確認しておく必要があります。ドッグカフェに入店する際には、健康であることはもちろん狂犬病などのワクチン接種済みであることは必須条件です。またノミやダニはいないか、何かしらの感染症にかかっていないかどうかもチェックしましょう。
そして店舗での衛生面も考慮して、自宅でブラッシングをしてから行きましょう。ブラッシングは体毛が飛んでいかないようにするためで、体毛の飛散によって起こる食事中の不快感を防止するためでもあります。また服を着せておくとより効果的です。
正しいしつけが身についており、必要最低限のマナーが守れるかといった点も重要です。他の犬やお客さんに吠えたり噛みついたりなどの迷惑行為が合った場合、ドッグカフェには入店できなくなることもあります。
おわりに
不特定多数の人や犬が集まるドッグカフェでは十分マナーに気をつける必要があります。そのためしつけがしっかりできている場合でも、もしものトラブルに備えて何かしら対策グッズを用意しておくことをおすすめします。
そしてドッグカフェは犬と一緒に行ける店舗ならではのサービスが充実しています。サービスを思う存分愛犬と楽しむためにも、出かける前の準備から店内の過ごし方まで、他のお客さんや犬に配慮した行動を心掛けましょう。
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