2016.12.28健康

猫がマダニに刺されたら?猫にマダニがついていたときの正しい対処法

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猫がマダニに刺された

外に出かけて帰ってきた飼い猫に、小さな丸い袋のような虫がついていたら、それはマダニかもしれません。

もしも愛猫がマダニに刺されたら、つぶしたり無理やりに取ろうとしたりすることは避け、すみやかに動物病院を受診してください。

今回は、猫がマダニに刺されたときの対処法についてご紹介します。

もし動物病院が遠方だったり、時間がとれずになかなか受診が出来ない場合の対処法もあわせて紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

マダニの特徴と猫が刺されたときの対処法

猫が刺されたときの対処法マダニとは、ダニの1種で、人間や動物の体に噛みついて血を吸います。

まだ血を吸っていないときは、体長2~3mm程と薄く、ごく小さなクモのような見た目をしています。しかし、血を吸うと体がパンパンに膨らみ、丸い袋のような形になります。

もしも猫の体にパンパンに膨らんだマダニが噛みついているのを見つけたら、そのままちぎったりせずに、すみやかに動物病院へ連れて行きましょう。

マダニをつぶしたり、力ずくで無理に取ろうとしたりしては絶対にいけません。

マダニの口先が皮膚に食い込んでいるため、皮膚を傷つけたり、体の中にマダニの口先や体液が残ったりすることが原因で、猫の健康が損なわれる危険があります。

もしも猫の体に薄いマダニがついていて、まだ噛みついていないのであれば、ピンセットやブラシを使って丁寧に取り除きましょう。

このとき、マダニをつぶしたり、素手で触ったりするのは絶対に控えてください。

マダニが寄生虫などを保有していた場合、猫だけでなく飼い主にも健康上の被害をおよぼす恐れがあります。

なかなか病院に連れていけない時のマダニ対策

もし遠方で動物病院に連れていく事が難しい場合は、飼い主の方で愛猫のマダニ対策を施す必要があります。

愛猫のマダニ対策には、動物病院でも積極的に採用している「フロントラインプラス」がおすすめです。

ノミやマダニを速やかに駆除し、配合されている「S-メトプレン」がノミの卵の孵化・発育まで阻止します。

さらに、猫のハジラミも駆除する効果が確認されています。

愛猫の健康を守るためにぜひフロントラインプラスをお試しください。

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マダニが引き起こす猫の病気と治療

マダニは小さな虫ですが、場合によっては猫の命にかかわる病気を引き起こす恐れがあります。

猫がマダニに刺されてしまうと、マダニの唾液によって「アレルギー性皮膚炎」が起こる可能性がある他、大量のマダニに血を吸われたことが原因で、「貧血」の症状が出るケースもあります。

また刺されたダニの種類によっては、6~9日の潜伏期間の後に「ダニ麻痺」が起こることがあります。

他にも、「日本紅斑熱」「ライム病」「重症熱性血小板減少症候群」といった重い病気も、マダニによって引き起こされる可能性があるのです。

猫を動物病院へ連れて行けば、薬や抗生物質の処方など、適切な処置を受けることができます。

病気を発症してしまう前に、なるべく早く獣医師による診察を受けましょう。

猫にマダニがつかないための予防法

猫にマダニがつかないための予防大切な猫がマダニに刺されないためにも、日頃からマダニの予防に努めましょう。

マダニは、春から初夏の草むらに多く存在しています。

また草むらには、猫の体調に悪影響を与える植物も多く生えています。

マダニ以外にもさまざまな危険性があるため、猫は草むらに近づけないほうが良いでしょう。

自由にお散歩に行けるような放し飼いにする場合は、外から帰ってきた猫の体をきちんとチェックし、こまめに掃除をしてあげましょう。

動物病院で、マダニを駆除するためのお薬を処方してもらうのもおすすめです。

家の中にある猫の寝床やお気に入りの場所もこまめにお掃除をして、マダニに寄生されないような環境を作ってあげることが大切です。

【マダニの予防に努めましょう】フロントラインプラスの詳細ページはこちら

おわりに

大切な猫がマダニに刺されてしまったら、まずは落ち着いて獣医師に相談しましょう。

マダニに刺された場合、自己判断で駆除するのは危険です。もしも刺されたら、そのままの状態ですみやかに動物病院へ連れて行ってあげてください。

猫は室内で飼うのが基本ですが、どうしても放し飼いにしたい場合は、マダニ予防のためにもこまめなチェックが欠かせません。またマダニの寄生を予防する薬を使うことも愛猫を守る有効な方法です。

マダニは猫だけでなく、飼い主にとっても病気をもたらす恐れのある危険な虫です。季節を問わず、マダニは注意深く予防してあげましょう。

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