フィラリア 予防シーズンがやってきました!!
こんにちは。だんだんと暖かくなり過ごしやすい季節になりましたね! フィラリアを媒介する蚊は気温が 15℃以上になると活動を始めるといわれています。 フィラリア症は防げる病気です!しっかりと予防してわんちゃん・ねこちゃんをフィ ラリア症から守りましょう!
フィラリア症とは?
フィラリアの幼虫を持った蚊が犬・猫を刺すと、その幼虫が体内へ侵入します。幼虫は皮膚や 筋肉の中で成長し、心臓や肺動脈に移動して最大 30 ㎝にもなる成虫になります。 その結果血液の循環が悪くなり、さまざまな症状が現れます。
主な症状は…「咳が出る」「息切れ」「元気がない」「食欲がない」「腹水が溜まる」など
予防について
予防薬はフィラリアの侵入を防ぐものではなく、侵入したフィラリアを“駆虫”するものです。薬が効くのは、寄生したフィ ラリアが皮膚や筋肉で発育している幼虫の間です。フィラリア症予防薬は成虫には効果がありません。そのため定期的 に (1 ヶ月に 1 度 ) 予防薬を飲むことが大切です。
【チュアブルタイプ】
おいしく作られている のでおやつ感覚であげ ることができます。
【錠剤タイプ】
好き嫌いのある子に おすすめです。
【スポットタイプ】
他の寄生虫も一緒に 駆虫できます。
【注射タイプ】
一度打つと1年間効きます。投薬を忘れてしまう飼 い主さんにおすすめです。
猫も予防を!
フィラリアは別名‘犬糸状虫’とも呼ぶことからフィラリアに感染するのは犬だけというイメージがあるかもしれませ んが、実は猫にも感染します。猫も犬と同様、成虫が心臓や肺の血管に住みつくと咳・息切れ・食欲不振・などの症状 が現れます。これらの症状は他の病気の症状とも似ているためフィラリア症の発見が遅れて しまう事もあります。発見が遅れた場合、症状が進行してしまい突然死してしまうことも… そんなことになってしまう前にしっかりと予防しましょう! フィラリア症は予防することのできる病気です! ノミやダニなどと一緒に駆虫できるスポットタイプの予防薬で予防しましょう!!
おわりに
地域や気候によってフィラリアのライフサイクルの特性が異なるため、愛犬に薬を与える前に、かかりつけの獣医師の意見を聞くことが大切です。かかりつけの獣医師は、愛犬の健康状態と活動スタイルに加え、お住まいの地域でのフィラリアのライフサイクルや感染経路などの専門知識を備えていますので、最も参考になる意見を聞けます。
すでにフィラリアの成虫の宿主になっている犬に予防薬を投与すると、重篤なショック症状を起こすおそれがあるため、予防プログラムを始める前にはフィラリアの成虫がいないかチェックする検査を必ず受けましょう。予防薬を投与されている犬は、(特に投与し忘れた場合は)予防効果が続いているか定期的に検査する必要があります。
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