春のノミとマダニの予防開始はいつから?気温の上昇に要注意
春は気温が高くなり、ノミやマダニなどの吸血する外部寄生虫(がいぶきせいちゅう)の動きが活発になってきます。
近年では温暖化の影響もあり、今まで4月からの予防薬の投与で大丈夫であった地域でも、2月にはマダニが顔についてしまった犬などを見かけるようになりました。
ノミやマダニは、犬や猫から移動して人にも寄生して吸血することにより、怖い病気を移してくることがあります。
近年で問題になってきているのがSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ですが、これは根本治療や治療薬などは無く、死亡率も20%前後と高く怖い病気です。
ノミやマダニ感染の予防のために、多くのデータがあり信頼度の高いフロントラインプラスを投与して、愛犬と愛猫と人を怖い病気から守りましょう。
ノミとマダニがつくのは何月から?
実は何月から予防するのが良いか、というよりは、気温が何度になったら予防を開始するのが良いか?という問題です。
ノミやマダニなどが活発に活動を開始するのは13℃以上であると言われています。
今までの基本的なノミとマダニの予防推奨時期は4月-11月である地域が多かったのですが、最近では2月から12月あたりにも13℃を超える日が出てきているため、予防期間は長くなっています。
13℃を超えれば活動は可能なようなので、地域によっては2月でもノミやマダニが活動できる気温になっているでしょう。
また、温暖化によって2月でも一時的に20℃を超える日も出てくるようになりました。
この場合、他の犬や猫が入るような草むらや林の中が生活範囲にある場合には、かかりつけの先生に相談して2月でも予防薬を付け始めても良いでしょう。
ほぼ室内だけで生活し、他の動物がいるような林など自然の多い場所、あるいはトリミングやペットホテルには行かないということであれば、かかりつけの先生の指示する月からの開始が最適でしょう。
また、室内では常に20℃前後ではあるので、通年での予防薬投与を推奨する意見も多くなっています。
<ノミやダニの予防開始は?>
・気温が15℃を超える日が出てきたら開始を推奨(2月あたりから)
・他の犬や猫がいる場所に行く場合には気温13-15℃でも予防が大切
・かかりつけの先生の推奨する予防月間が大切
・室内は暖かいので、通年での予防薬投与も推奨されている
ノミとマダニ予防薬には信頼度の高いフロントラインプラスがお勧め
ノミとマダニの予防薬はたくさんの商品があるので、どれを選んだら良いのか迷われる方も多いしょう。
しっかり駆虫と予防の効果が補償されているのは、動物病院で処方される予防薬です。
動物病院で処方される予防薬は、確実に効果のある薬効成分と、薬用量が入っています。
特にお勧めできるのはフロントラインプラスです。
フロントラインプラスはノミとマダニの予防薬の中でも昔から長く使用されているため、たくさんのデータがあり、信頼度は最も高いと言えます。
そんなマダニ対策としては動物病院で処方されている「フロントラインプラス」がおすすめです。
フロントラインの成分は、マダニやノミの中枢神経に作用する成分で、人や愛犬愛猫には安全性が非常に高く、安心して使用することができます。
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背中にお薬をたらすだけで、ノミとマダニが繁殖するのを防いでくれるので、動物への負担もありません。
お薬を飲むことが苦手な愛犬や愛猫には特にお勧めです。
ノミとマダニがついた時のサイン
もしノミやマダニが愛犬や愛猫についてしまったときには、どのようなサインが出るのでしょうか?
痒くなるのでは?と思う方が多いのですが、実はそこまで強い痒みが出ることはありません。
ノミに多数寄生されている時は、さすがに痒みなどがありますが、マダニでは痒みなどは出ないことが多いです。
ノミに寄生されているサインとしては、ノミの糞が一番みつけやすいでしょう。
愛犬や愛猫の皮膚や寝床に、黒い小さなツブツブが落ちていたら、それはノミが吸血して出した糞かもしれません。
最近よく掻くようになったな、と思ったら黒いツブツブが落ちていないかを確認してみましょう。
マダニは鼻先や耳、目の周りなどの顔に黒いゴマみたいなものがくっついているのがサインです。
しかも顔にマダニをつけている本人は違和感など無さそうで、掻くそぶりもほとんどないでしょう。
マダニは吸血に7-14日ほどかかるので、その間ずっと皮膚にくっついています。
最初は小さかったゴマみたいなものが、だんだんと大きくなり、小豆くらいになります。
これはゆっくりと血を吸ってマダニが大きくなるためです。
マダニを無理矢理に引きはがすと、マダニの顎が皮膚に残って炎症が残ってしまうことがありますので、マダニのようなものがくっついている時には動物病院で取ってもらうようにしましょう。
ノミとマダニによる怖い病気
ノミとマダニは動物の血を吸うので、同時に病原体も吸いとって体内に入れてしまうことがあります。
そして次の動物にその病気を移してしまうので、怖い病気を広げていくのです。
以下にノミやマダニによって感染する怖い病気を解説します。
■SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
SFTSという病気は、根本的な治療法がないために、人でも致死率が20%前後となる怖い感染症で、厚生労働省からも注意喚起が出ています。
SFTSウイルスに感染している動物から吸血したマダニが他の動物や人を吸血すると、その動物や人はSFTSに感染してしまいます。
マダニに刺されてから6日から14日で発症し、その症状は発熱や吐き気や下痢、頭痛、筋肉痛、出血症状などです。
犬も猫もSFTSに感染し、致死率も高いのでしっかりとマダニの予防をすることが大切です。
■瓜実条虫
瓜実条虫とは、人と猫と犬に感染する寄生虫の一種で、きしめんのような白くて長い見た目で、お腹の中に寄生します。
瓜実条虫の卵をノミが食べ、そのノミを舐めとった犬や猫が瓜実条虫に感染してしまいます。
犬と猫に寄生すると、お腹の中で大きくなってお尻から米粒のような小さなうねうね動くものが出てきて見ていてとても気持ちが悪いですが、下痢などの消化器症状がでることは少ないです。
猫のウンチに白いうごくものが混じっているという主訴で来院される方も多いです。
人でも同様の症状が出ますが、希にお腹の中で成虫にならずに、迷入といって目や脳などへ入ってしまう報告があるので、感染が怖い病気です。
人への感染を予防するためにも、ノミの予防はしっかりと行いましょう。
■アレルギー
ノミやダニに噛まれても、そこまで痒みが出ないことが多いのですが、ノミやダニにアレルギーがあると話は変わります。
1匹のノミやダニに1回でも、1箇所でも噛まれたら、全身に赤みが出て酷い痒みが出てしまうのがノミアレルギーやダニアレルギーです。
今までに全身的な痒みの経験がある犬と猫では、ノミやダニの予防は必ずしっかりと定期的に行うようにしましょう。
まとめ
ノミとマダニの予防の開始は気温が15℃を超える時期からがお勧めです。
愛犬と愛猫の活動範囲によって、予防の必要な時期は変化します。
フロントラインプラスはノミとマダニの予防薬としての信頼度が高く、データも多いです。
ノミやマダニに感染していても、痒みが出ることは少ないので気づかれないこともあります。
マダニは人にも怖い病気であるSFTSなどを移し、ノミは瓜実条虫を移しますので愛犬と愛猫のノミやマダニの予防は大切です。
ノミやマダニのアレルギーがある時には、少しの吸血で酷い痒みが出るので、必ず定期的な予防を心がけてください。
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