2017.06.30暮らし

犬と夏を楽しもう！海や川辺で犬と水遊びをする際の注意点

夏といえば、やはり海や川など水辺で思い切り遊びたいですよね。泳ぎが得意な犬を飼っている方は、犬と一緒に水遊びができる季節を心待ちにしていたのではないでしょうか？そこで今回は、水遊びの際に知っておきたい、海や川辺で犬と水遊びをする際の注意点をお伝えします。

夏の水遊びは犬にもメリットがある！

夏に水遊びをすることは、犬にとっても多くのメリットがあります。
水が大好きな犬の場合は、思い切り水遊びをすることでストレス解消につながります。また、水中で運動をすることは、犬のダイエットにも最適。太り気味や生活習慣病が気になる犬は、体に負担が少ない水中で運動をさせてあげましょう。

海で犬と水遊びする際の注意点は？

海で犬と水遊びをする際に、知っておきたい注意点をご紹介します。強い太陽光で温められた砂浜など、海にはプールとは異なる危険が潜んでいます。

熱い砂浜は肉球のやけどや熱中症の危険性がある

人間はビーチサンダルを履いているから平気でも、犬は素足で歩いているのと同じです。夏の砂浜は60度を超える高温に達することもありますから、犬がやけどをしないように、熱い砂浜には十分注意してあげましょう。
また、水にぬれた状態で日光に当たると、皮膚がやけどする可能性や、水で遊んで冷えた体が急激に熱くなり、熱中症になる危険もあります。水から上がった後は、しっかりとタオルで体の水分を拭きとり、風通しの良い日陰で休ませましょう。

犬が波にさらわれないように対策をしよう

海はプールと違い、波があります。どれくらい大きな波が来るのかは、誰にも予測できません。たとえ泳ぎが得意な犬であったとしても、ライフジャケットを着せておくとともに、長めのリードをつけておくなどの万全の対策をしてください。
大切な犬が波にさらわれてしまわないよう注意しましょう。

海水浴場ではマナーを守ろう

海水浴場によっては、犬の入場が禁止されている場合があります。また、リードが必須とされているなど、ルールが定められていることもあるため、飼い主は事前に確認しておきましょう。
また、犬が他の人のボールや浮輪などに穴をあけてしまわないように、見張っておくことも大切です。ふん尿の処理も含め、マナーを守って海水浴を楽しみましょう。

川で犬と水遊びする際の注意点は？

川で犬と水遊びする際は、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか？飼い主が知っておきたいマナーをご紹介します。

釣り人のいるところでは水遊びさせない

犬と川遊びをする際、先に釣りをしている人がいたら、犬を川に入れるのは控えましょう。
犬が川遊びをすることで、魚が逃げてしまうことがあります。他の人の迷惑になることもあるため、水遊びする場所には注意してください。

犬が川の水を飲みすぎないように

犬が泳いでいるうちに川の水を飲みすぎてしまうと、低ナトリウム血症を始めとした中毒症状を起こしてしまうことがあります。15分遊んだら休憩を取るなど、あらかじめルールを決めた上で川遊びを楽しみましょう。

水の流れがない川は感染症の危険も

一口に川といっても、さまざまな種類の川があります。絶えず流れのある川もあれば、流れのない沼や湖に近いものもあるでしょう。
波や流れのない場所で遊んだほうが安全で良いのでは、と考える方もいるかもしれませんが、犬と水遊びをする際は、常に流れのある川を選んでください。
水の流れがない川には、感染症の原因となる細菌が潜んでいることがあります。川遊びの後は、犬の体調に異変がないかどうかチェックするとともに、気になることがあれば動物病院に連れて行きましょう。

おわりに

今回は、犬と夏を満喫するための、海や川での水遊びの注意点についてお伝えしました。

自然あふれる海や川は、安全な犬用プールとはまったく異なる環境です。したがって、飼い主には犬の安全や周囲の人への迷惑に配慮し、何が起きても対応できるように万全の体勢を整えておくことが大切です。
犬との水遊びを忘れられない夏の思い出にするために、ルールを守り、犬が安心して遊べるように気遣ってください。

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。