2016.09.26暮らし

犬と暮らす家を快適に!室内犬を迎える部屋づくりのポイント

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室内犬を迎える部屋づくり

室内犬を飼い始めるときにまず考えなければならないことは、犬と一緒に暮らす部屋をどのように作るかということです。同じ家で飼い犬・飼い主お互いのストレスを減らしてうまく生活するためには、部屋づくりは重要な要素になります。

そこで今回は、室内犬を迎えるにあたってどのような部屋づくりをすればいいのか、いくつかのポイントをご紹介します。

 

安全な部屋にするポイント

安全な部屋

犬は遊んでほしいときや興奮したときなどに、部屋を走り回ることがあります。とくに、一緒に暮らすことになる室内犬がまだ子犬の場合は、休む間もないくらい部屋中を動き回ることでしょう。安全に遊べるように部屋づくりをしていないと、犬がケガをしてしまう可能性もあります。

 

まずは、床に気を付けましょう。全面が滑りやすいフローリングであった場合、遊んでいるときに滑って転んだり、その拍子にケガをしたりする恐れがあり、転んで股関節やひざなどの関節を脱臼するケースもあります。

室内犬を飼う部屋にはカーペットなどを敷いたり、フローリング用の滑り止めを塗ったりして、犬が滑らないように工夫をしてください。絨毯などでもいいですが、あまり毛が長いタイプの場合は足の爪が引っ掛かってケガをしてしまうため、カーペットの毛足の長さには注意しましょう。

 

整理整頓

床面にケガにつながる危険なものが放置されていないように、整理整頓することも大切です。家電などのコードがぐるぐる巻きになっていたり、小物などが散らばっていたりすると、噛みつかれて破損したり、犬自身がケガを負ったりする原因になります。

また、ごみ箱も倒されて中身を散乱させてしまう危険があるため、ふた付きのものにするなど工夫が必要です。室内犬を迎えるには、危険を事前にできるだけ取り除き、部屋をすっきりと片付けておくことが非常に重要だといえるでしょう。

 

犬の居場所を確保する

犬の居場所

犬が安全に活動できるように部屋を整えたら、次に犬の居場所を確保しましょう。

 

犬が安心して眠れるためには、部屋の真ん中などではなく壁際やコーナーなどにハウスを設置してください。普段は構ってほしくてじゃれてくる犬でも、ゆっくりしたいときは狭い場所、暗い場所を好みます。床に毛布などを敷くだけでも構いませんし、犬が気に入っているクッションなどがあればそれを置いてあげても良いでしょう。

 

また、ハウスの設置場所として、エアコンの吹き出し口近辺は避けてください。犬は高温が苦手なため、気温には十分注意が必要です。床面に近い位置で生活をする犬は、人間が感じている以上に高い温度を感じていることもあるのです。

適切なハウスの位置が決まれば、トイレや飲み水もハウスの周辺に置いてあげましょう。また、来客の際などには、室内犬といえども放しっぱなしにはできないときもあります。そのように一時的に入ってもらいたいときのために、サークルやケージもあらかじめ準備しておくと便利です。

 

また、階段や床に敷くマットや犬用のベッドや食事を与えるためのスタンド、給水器なども用意すると犬が快適にすごせるでしょう。もちろん家にある食器などでも代用できますが、簡単にひっくり返されないような仕組みのものを選びましょう。

 

おわりに

室内犬と暮らすための部屋づくりをする際には、部屋の安全性と犬にとって快適な居場所の2つの面を考えることが重要です。整理整頓や滑り止めがされていない部屋では犬がケガをする危険がありますし、温度調節が難しい場所にハウスがあれば犬がストレスを感じます。

できるだけ、飼い主にとっても犬にとってもスムーズな生活を送れるように家づくりを計画しましょう。

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。
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