愛犬の散歩中に見られるトラブルとしつけ方
犬を散歩させている時に犬が予期せぬ行動を起こし、トラブルになったことはありませんか。
このようなトラブルを防ぐ為にはしつけが大切です。
こちらでは、散歩中に多く見られるトラブルやそれを防ぐためのしつけ方をご紹介します。
人や犬に向かって吠える
愛犬が人や犬に向かって吠えるのは、恐れからだと言われています。恐れながらも吠えるのは、闘争本能によるもので、他の犬よりも先に吠えることで自分の身を守ろうとしています。この行動を止めさせる為には、愛犬に犬や人とすれ違っても安全だということを教える必要があります。
しつけ方は、吠えそうな人や犬が向かってきたら、そのまま犬と一緒に止まって吠えないように抑制します。
そして、吠えなかったら褒めるということを繰り返していけば、徐々に吠えなくなっていくでしょう。
拾い食いをする
愛犬が拾い食いをして困っている飼い主様も多いのではないでしょうか。この行動を止めさせる為には、落ちている物を食べる必要がない、または食べてはいけないということを教える必要があります。
しつけ方は2つあり、1つはおやつを散歩中に道に投げ、愛犬をリードで引きとめながら飼い主様がおやつを拾い上げ、その手でおやつを与えます。
そうすることで落ちている物を食べる必要がないと分からせることができます。
残る1つは道に食べ物を置き、その横を一緒に通るという方法です。
通る際に愛犬が食べ物の方へ行こうとしたら、リードを引き寄せ、ダメだということを叱って教えます。こうすることで拾い食いが減っていくでしょう。
臭いを嗅ぐために立ち止まる
愛犬が臭いを嗅ぐために立ち止まってしまうことはよくあります。
飼い主様からしてみれば止めて欲しいと思うかもしれませんが、愛犬にとっては他の犬や縄張りに関する大切な情報収集としての行動です。
無理に制止せず臭いを嗅ぐ場所を限定したり、臭いを嗅ぐ前に靴のつま先を鼻にすべらせ、嗅がせないようにしたりして対処しましょう。


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