おしっこをしたら水をかけるだけでOK?意外に知らない犬の散歩マナー
犬と暮らす中で、散歩は愛犬の運動不足解消のために必要不可欠です。この散歩の際の排泄行為は、しばしば飼い主を悩ませます。
今回は、愛犬のお散歩中に気をつけたいマナーや散歩中のうんちやおしっこの対策についてご紹介します。
基本的な犬の散歩のマナー
犬を散歩に連れて行く際には、いくつかの基本的なマナーが求められます。
まず犬を散歩させるときは、排泄物を処理するグッズを必ず携帯してください。うんちをしてしまったら、必ず家まで持ち帰り、トイレで処理するようにしましょう。公園のトイレに流すと詰まってしまう可能性があり、ごみ箱などに捨ててしまうと悪臭の原因となります。
次に、愛犬には必ずリードをつけるようにしましょう。ノーリードは愛犬のストレスは軽減されますが、急な飛び出し事故などのトラブルにつながりかねません。また、最近では伸びるリードも人気がありますが、人通りが多い場所や歩道などを歩く際には伸びないリードを使用し、愛犬や周囲の人の安全に配慮してあげてください。
最後に、歩くときは必ず飼い主が犬のそばについて歩くようにしてください。犬との距離が空いていると、人に吠えたり噛みついたりする危険性があります。そして、狭い歩道を歩くときは、小型犬の場合は抱っこしてあげることも大切です。犬の散歩マナーを守って、愛犬も周囲の人々も気持ちよく過ごせるように工夫しましょう。
また、お散歩中は犬がノミやダニに寄生される危険性が高くなります。
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犬のおしっこは水をかけるだけでいいのか
犬を散歩させる際に起こる排泄行為。うんちの場合は専用の容器にいれて持ち帰り処理することができますが、散歩中のおしっこはそうはいきません。
犬が散歩中におしっこをした際、犬がおしっこをしたら水をかければよいともいわれていますが、これはおすすめではありません。水はおしっこのにおいをある程度消してくれますが、100パーセント除去する訳ではなく、コンクリートや木に水がしみ込むので見た目も良くありません。
さらに少しでもにおいが残っていると、次の犬も同じ所におしっこをしてしまう可能性があります。なぜなら、犬には「ここは自分の縄張りだ」と示すためのマーキングという習性があるからです。愛犬が1度でおしっこを済ませず、複数の場所で何度もおしっこをしようとする場合、マーキングをしていると考えてよいでしょう。
家の塀の同じ場所に犬のおしっこでマーキングされてしまうと、その家の壁はあらゆる犬におしっこで汚されてしまいます。このようなことにならないよう、おしっこは可能な限り草むらで行わせるか、自宅で済ませておくようにしつけておきましょう。
犬の散歩とおしっこは別々の方がベター
お散歩中、壁などにおしっこをしてしまわないようにするためには、お散歩に連れ出す前にトイレを済ませておく、外でおしっこをしそうな素振りを見せたら抱きかかえたりリードを引いたりして家まで帰るなどの工夫やしつけが必要となります。
中には散歩中しかおしっこをしないという犬もいますが、お家で定期的にトイレに連れて行き、うまくいったらごほうびを与えるなどのトイレトレーニングを行うことで、次第にお家のトイレで用を足してくれるようになります。
このような習慣を身につけさせることで、地域を汚すことなく快適に散歩ができるようになります。
おわりに
しつけをしていてもうっかり散歩中におしっこをしてしまったということもあると思いますが、そんなときには水を十分にかけた後、そのお宅の方に一言お詫びするなどの配慮があるだけで、犬の散歩のトラブルを防ぐことができます。
トラブルを未然に防ぐためにも、普段からおしっこのしつけをしてあげることが、飼い主と犬を守ることにもつながります。
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